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Close-Up Enterprise

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ユニゾが外資の買収攻勢に対抗して作った「異常な会社」のカラクリ

旧・興銀系の不動産会社であるユニゾ保有不動産の含み益は大きく、含み益を反映した株価は1株=7000円台後

不動産会社ユニゾホールディングスを巡る神経戦が続いている。米投資ファンドなど難敵に四方を囲まれ、まさに四面楚歌の状況下にあるユニゾが、会社という“城”を明け渡すまいと切り札に持ち出したのが、後出しジャンケンとも受け取られている“異常な会社”の設立だ。(ダイヤモンド編集部 重石岳史)

後出しジャンケンで明かされた「ユニゾ従業員持ち株管理会社」とは

 ユニゾ従業員持ち株管理会社――その存在をユニゾが初めて明らかにしたのは9月27日のことだ。

 その日、ユニゾは取締役会を開き、米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループが実施していた1株4000円の株式公開買い付け(TOB)に対し、株主への応募推奨を撤回する意見を決議。その理由の一つとして「従業員の雇用及び労働条件が維持されない可能性がある」ことを挙げ、そうした懸念を払拭するための条件に持ち出したのが、ユニゾ従業員持ち株管理会社を当事者とする新たな合意書の締結だった。

 では、この持ち株管理会社とは一体どんな組織か。

筆者名:ダイヤモンド編集部,重石岳史

[2019/10/29 09:00]

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