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三菱UFJFGトップ人事の波紋、ガバナンス改革は「周回遅れ」

昨年の小山田氏の辞任劇が三菱UFJグループの中でいまだに暗い影を落としている Photo/AFLO

 銀行業界最大手、三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)のトップ人事が波紋を広げている。平野信行社長の後任に、傘下銀行の三毛兼承頭取を充て兼務させる方針を固めたためだ。

 持ち株会社と銀行のトップ兼務を巡っては、FGが助言機関のような位置づけになり、「持ち株会社としての機能が弱く、企業統治(ガバナンス)上問題が多い」(金融庁幹部)。そのため持ち株会社による経営の監督と、傘下会社の業務執行は明確に分離すべきというのが、日米監督当局の立場だった。

 形式的なことより、実質的にガバナンスが利いていれば兼務は問題ない――。三菱からはそうした言い訳が聞こえてきそうだが、もはや説得力に乏しい。

 なぜなら、兼務体制を敷くことの最たる要因が、昨年の小山田隆氏の電撃辞任にあるからだ。平野社長の後継者だった小山田氏が昨年、体調悪化を理由にわずか1年余りで頭取を退任したことで、グループ内の「バランス人事」の歯車が大きく狂ってしまい、今になっても軌道修正がきかなかったわけだ。

筆者名:週刊ダイヤモンド編集部,中村正毅

[2018/12/26 09:00]

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